東京・霞が関のコワーキングスペース【SENQ霞が関】の特徴・設備をご紹介
「仕事をする場所」としてだけでなく、多様な業界から知見を持った先駆者が集まり、新たな価値を生み出すための出会いの場でもあるコワーキングスペース・シェアオフィスのSENQ。拠点ごとに設定したテーマのもとで、企業の垣根を越えてボーダーレスにアイデアや課題をシェアできる場所であり、そこに惹かれた多くの人々にお集まりいただいています。
今回はその中から、「LEAD JAPAN」をテーマに掲げるコワーキングスペース・シェアオフィスである、SENQ霞が関の設備・サービスをご紹介します。
日本の首都機能の代名詞「霞が関」
「霞が関」は東京都千代田区の南部、桜田門から虎ノ門に至る国道一号線両側の一帯を指す地名です。江戸時代に大名屋敷町だったこのエリアは、明治維新以後、日本の行政・司法の中心となり、現在も諸官庁が集まる官庁街を形成しています。
その所在地にちなんで、国会は「永田町」、警視庁は「桜田門」、官庁は「霞が関」と呼ばれることも多く、全国的に知られた地名でもあります。
霞が関はそのほとんどを官庁とその関連施設が占めており、商業施設などはあまり見られませんが、隣接する虎ノ門や新橋、有楽町はオフィスも多い商業地で、このエリアに近づくにつれて賑やかになっていきます。
官庁街の一角にあり、「虎ノ門」駅から徒歩1分、「霞ケ関」駅から徒歩3分、各省庁からはランチのついでに立ち寄れる好立地にあるコワーキングスペース・シェアオフィスが「SENQ霞が関」です。
日本を牽引する多様な業界の先駆者が集うコワーキングスペース「SENQ霞が関」
SENQ霞が関は、「LEAD JAPAN」をテーマに掲げ、官民共創を軸に次世代の日本を牽引する企業が集まるコワーキングスペース・シェアオフィスです。
日本全体や地方都市を盛り上げようと官庁街を駆け回る会員さまが多いのはもちろん、上京の折に立ち寄る地方自治体のパートナーも多く、官民共創を志す人々により活気にあふれています。
1フロア内に、完全個室のルーム、半個室のブース、バリエーション豊富なコワーキングスペース(共用スペース)とさまざまな働き方に対応するスペースを揃え、また木のぬくもりを感じる内装や和を意識した調度など日本流の居心地の良さは、ゲストをもてなす場としても好適です。
Webで見る!SENQ霞が関の設備・サービス
@レセプション
ナチュラルな木の温かみとモダンなデザインが両立したカウンターには、レセプショニストが常駐しています。温かみのある照明やさりげない香りの演出など、落ち着いた雰囲気です。
完全個室と家具付きの半個室が選べるルームエリア
@ルーム
SENQ霞が関には、完全個室の「ルーム」が18室あります。写真のルームは、一面の窓から光が入り、開放感もあるため人気の一室。落ち着いた内装にもオフィスらしさが感じられます。
@ブース
半個室のブース。机、椅子、キャビネットを備えつけているため、入居後すぐにご利用いただけます。ブース内は会員さま専用のスペースになっており、ゲスト対応はコワーキングスペースの利用をお願いしています。
ブースは2名用9室、4名用8室の計17室をご用意。ブース内はオープン棚やフックなども造りつけており、使いやすい仕様になっています。
バリエーション豊富なコワーキングスペース(共用スペース)
コワーキングスペース(ラウンジ・カフェコーナー・サロン・ソロデスク・ダイニング)は、暖簾や組子など日本らしさを感じるデザイン。ロの字型の「回遊空間」を中心に、周囲にラウンジ、カフェコーナー、ダイニング、ソロデスクがゆったりと配置されています。
天井にあしらわれたロの字型のスギ板屋根は、縁側のようにゆるやかに人が集う場をイメージ。SENQ霞が関に集まる多様な先駆者が、この場所で知見や活動を共有し、日本を盛り上げるイノベーションがたくさん生まれることを期待しています。
@ラウンジ
フリーアドレスのラウンジは、PCを使いながらの打ち合わせにぴったりな高めのテーブル席、落ち着いた雰囲気でじっくり話せる低めのテーブル席、大きな窓からの光が心地良い窓際の席など、さまざまなワークスペースをご用意。照明は抑え気味にして、落ち着いて作業ができる環境を大切にしています。
ラウンジは会員さまのイベントスペースとしてもご利用いただいています。
※イベント開催時のラウンジ
@ラウンジ・予約制ワークブース
Web会議や、集中して作業したい際などに使える1人用のブースで、事前に予約することで最大1時間まで利用できます。
@ラウンジ・ボックス席
ラウンジのボックス席は2種類。打ち合わせなどに人気です。特に掘りごたつ式の小上がりは他ではなかなか見られません。靴を脱いでリラックスしながら会話ができるので、会員さまはもちろん海外からのゲストにも人気のスペースです。
@ラウンジ・ローテーブル席
ラウンジの中でも、打ち合わせに利用されることが多い一角。ゆったりとした配置になっているため、ワークスペースでありながら、リラックスできる雰囲気が好まれています。
@ラウンジ・カフェコーナー
暖簾がかかった和モダンな雰囲気のドリンクコーナー。無料のドリンクも種類が多く、さらにこだわりのフレーバーを揃えた有料ドリンクも用意しています。多忙な会員さまが多い霞が関のスペースらしく、手軽に食べられる有料のスナック類も人気。レセプションによると、夕方、小腹が空いた時に梅昆布茶を飲む方も多いようです。
@ラウンジ・カフェコーナーカウンター
カウンター席もパソコンでの作業などにご利用いただけます。また、会員さま同士やゲストと会員さまの交流をサポートする場として、Fikaなどのイベントが行われることも。
Fikaイベント記事についてはこちら
SENQのコミュニティーイベント スウェーデン式コーヒーブレイク「Fika」とは?
@ラウンジ・カフェコーナー内
壁面には新会員の紹介やレセプションによる「SENQ通信」など、コミュニケーションのきっかけ作りになる情報が。取材時は、会員同士で疑問やお悩みを解決し合おう!という新たな試み「SENQ知恵袋」が掲出されていました。その下には、自由にご利用いただける文房具を用意しています。
@サロン
ロの字型で仕切られた共用スペースは、プロジェクターを設置してイベントスペースとしても活用できます。可動式のパーテーションをご用意しているので、写真奥のように区切って半個室的に利用することも可能。ホワイトボードも自由にお使いいただけます。
サロンルーム側は、朝から利用者が絶えない人気のエリア。ゆとりのあるレイアウトに加えて、柱やパーテーションで適度にスペースが区切られて、集中しやすい環境です。
@ダイニング
飲食用のダイニングスペースはガラスで仕切られているため、匂いなどを気にすることなく食事がとれるようになっています。共用の冷蔵庫も備えており、お飲み物やお弁当などの保管にご利用いただけます。
電子レンジだけでなくトースターもご用意。この場でオリジナルのサンドイッチを作るなどしてランチを楽しんでいる方も。ちなみに、ダイニングのドリンクはQRコードでのキャッシュレス決済にも対応しています。
@ソロデスク
打ち合わせなどに好まれるラウンジやサロンとは異なり、こちらのソロデスクは、静かに集中して利用する共用スペースになっています。1人で集中して作業に取り組みたい時に最適です。
@予約制ボックス席
ソロデスクの奥にある予約制ボックス席は、ダウンライトで落ち着いたスペースになっています。可動式のパーテーションを利用することで、半個室的な空間として利用することもできます。
ボックス席を囲むように配置された書架には、会員さまの関心分野を踏まえてセレクトされた書籍や会員さまの著書などがズラリ。施設内での閲覧はもちろん、貸し出しも行っています。
@有料会議室(6名用)
モダンなインテリアの会議室は6名用2室、10名用1室の計3部屋をご用意。ガラスボードとモニターで、ミーティングからプレゼンテーション、商談まで幅広く対応できます。
@有料会議室(10名用)
こちらは10名用の会議室。広さに余裕があり、外の物音や人目も気にならないため、取締役会や取材対応などの特別な機会にもよく利用されています。
@フォンブース
ガラスドアの向こうは電話やWeb会議の際に利用する防音のフォンブース。共用スペースでも電話やイヤホンを使ってのWeb会議はできますが、セキュリティ上周囲に聞かれたくないやり取りも、スピーカーで音を出したいWeb会議も、このフォンブースがあれば安心です。
@ロッカールーム
共用スペースを利用するコワーキング会員用のロッカースペース。登記利用などで住所登録している会員さまの専用ポストもあり、不在時もレセプショニストが郵便物を取り次ぎます。荷物になるものほど置いておきたいというニーズに応えて、パソコン類以外もある程度収納できる容量を確保しています。
◎複合機・シュレッダー
複合機は、会員カードを使い後日まとめて支払うものと、交通系ICカードを使って都度精算できるもの2台が用意されています。また、シュレッダーもあり、機密文書や書類を安心して破棄できます。
SENQ霞が関にはどんな企業が入居している?
SENQ霞が関は省庁や自治体に関連の深い事業を手掛ける会員さまが多く、午前中から盛んに人が動く一方で、20時頃にはルームエリアまで静かになることも。落ち着いた雰囲気の中にも、独特の活気が感じられるところが特徴です。
SENQ霞が関に入居されている会員さまのインタビュー記事をご紹介します。
■官民共創で社会を変える!元官僚のスタートアップ企業
SENQを運営する中央日本土地建物株式会社とパートナーシップ協定を締結している株式会社Publink。まさに官民共創のトップランナーです。
「官民の情熱の交差点」で最強の掛け算を――官民の翻訳者・株式会社PublinkがSENQ霞が関で目指すもの
■ダイバーシティにも関連の深い「女性のヘルスリテラシー」に取り組む企業
株式会社ジョコネ。は、女性に自身の「健康を決める力」を得てもらうために、トレーニングやセミナーなどの事業を展開しています。近年注目されているダイバーシティの観点からも重要な取り組みです。
ヘルスリテラシーは「健康を決める力」。女性自身や周囲の人々が正しく理解することで、いろいろな人が生きやすい社会になる
また、長らく入居いただいているケータリング業の会員さまとは、こんなうれしい出来事もありました。
「『いつかSENQ霞が関のイベント用にケータリングを発注させてくださいね』と言いながら、コロナ禍でオフラインのイベントが開催できず、なかなか実現できなかったのです。
昨年やっとケータリングを発注する機会に恵まれ、イベント内で会員さまのこともご紹介しながらみなさんに召し上がっていただけた時は感慨深かったですね。なにせ、おひとりで法人を立ち上げられた時からのお付き合いでしたから。その後、イベントに参加された方からのご注文もあったそうで、良いきっかけを作れたこともうれしかったです」(SENQ霞が関レセプション:石田さん)
SENQ霞が関は「フレキシブルに応えてくれる」コワーキングスペース
会員の情報発信や、官公庁や自治体も含めた内外の交流のきっかけ作りにも積極的なSENQ霞が関。
SENQ霞が関のレセプションからこんなコメントをもらいました。
「『霞が関』という地名から連想されるような堅い雰囲気の空間ではないので、ぜひ一度見にいらしてください。会員さま同士のコミュニケーションを重視している一方で、一人ひとりの会員さまに合わせて接することも大事にしているので、ご利用方法なども遠慮なく相談ください」(SENQ霞が関レセプション:石田さん)。
1人で集中したい時も、日本の未来について語る場や仲間を求める時も、フレキシブルに応えるSENQ霞が関が気になった方は、ぜひ内覧予約をお待ちしております。
(ライター:丸田カヨコ)