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2019.02.01

コワーキングスペースをはじめとするワークプレイスの違い

働き方改革の推進によって多様なワークスタイルが提案され、組織の中でも様々な働き方を積極的に取り入れる企業が徐々に増えてきています。組織のクリエイターや新規事業部門の担当者などは、大半の業務を社外でこなし、社内には殆どいないという場合も少なくありません。

このような働き方をするビジネスパーソンに対して、新しいワークスペースを提供するサービスが急速に拡大しています。今回は、多様な働き方に取り組む企業にも利用されている、4つのワークスペース(サテライトオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィス、コワーキングスペース)の違いについてご紹介します。



1. サテライトオフィス

サテライトオフィスとは、企業や団体の本拠から離れた場所に設置されたオフィスのことです。本拠を中心としてみたときにサテライト(衛星)のように存在することから、その呼称が付きました。

総務省が2017年に実施した「サテライトオフィス設置に係る民間企業等のニーズ調査等」※¹では、既に24.5%の企業がサテライトオフィスを導入済、13.2%の企業が導入を検討していると回答しており、既に一定程度の企業で導入が進んでいます。 

サテライトオフィスの開設場所は、地方に加え、本拠の近距離に開設するケースや、比較的本拠と近い郊外に開設するケースも増えています。 

地方にサテライトオフィスを開設することのメリットは、BCP(事業継続計画)対策になることです。2011年に発生した東日本大震災以降、事業継続のための対策を意識する企業は多く、万が一本拠が被災してもビジネスを継続できる環境を整えるために、サテライトオフィスを設置しています。
他にも、地方にサテライトオフィスを開設することで、自然に富んだ環境での働き方が実現できたり、都会より安い賃料でオフィスを借りられるというメリットもあります。また、地方のサテライトオフィスは、雇用の促進を目的に、地方自治体が誘致を行うケースもあります。

本拠と近距離にサテライトオフィスを開設する場合、新規事業の拠点または営業拠点として開設するなど、一部の機能を独立させることで効率化を図ることを目的としているケースが多いです。
比較的本拠と近い郊外のベットタウン等にサテライトオフィスを開設する場合、通勤時間の削減や、例えば育児や介護など、ワークライフバランスの実現を目的にしています。

 

2. シェアオフィス

シェアオフィスとは、複数の企業やビジネスパーソンがフリーアドレス形式で使用するオフィスのことです。レンタルオフィスは個別の占有スペースがあるのに対して、基本的にシェアオフィスには個室などの占有スペースはありません。パーテーションなどで空間が区切られている場合もありますが、契約者は自由に使用できるオープンなスペースの中で、各人のビジネスを遂行していくことになります。 

シェアオフィスの利点は、なんといってもビジネスに必要な設備などが整えられたオフィスを安価で利用できることです。電源やフリーWi-Fiはもちろんのこと、複合機などを備えているところも多く、ビジネスを遂行する環境として申し分ありません。
打合せや商談に関しても、シェアオフィスのミーティングスペースを使用できるため、カフェやレストランで機密情報の取り扱いに注意しながら行う必要もありません。 

シェアオフィスの主な利用者は、フリーランスやまだオフィスを待たないベンチャー企業、多様な働き方を取り入れている企業などです。自社でサテライトオフィスを有している企業の中にもシェアオフィスを利用しているケースがあります。最近では移動時間の短縮や、外出先でのワークスペース確保のためにセールスマンが利用するケースも多いため、サテライトオフィスとして複数のシェアオフィスを契約しているという企業も多いでしょう。 

シェアオフィスは、個室スペースがないことから機密情報の取り扱いに注意しなければならなかったり、周囲の音が気になったり、満席時には席の利用が出来ない場合もあります。このようなデメリット解消のため、近年では固定席を設けたり、シェアオフィスでありながら個室利用可能なプランを設けている施設もあります。



3. レンタルオフィス

1つの大きなスペースの中に占有スペースとして区切られたオフィスがいくつもあり、これをレンタルすることで会社の専用オフィスとして利用できるのがレンタルオフィスです。ビジネスに必要な設備は全て整っていますし、専用オフィスなので機密情報の取り扱いもストレスなく行うことができます。 

オフィスとしてビルやマンションの1室を賃貸すると、賃料に加えて光熱費や共益費、更にはオフィスとして利用するための家具や設備を調達するコストがかかりますし、何より入居して利用できるまでの手続きも煩雑で手間がかかります。そのため、本格的にオフィスを構える必要が発生するまでは、手間やコストを削減するためにレンタルオフィスを利用するというケースもあります。 

また、レンタル形式のオフィスであっても、来客応対が可能な受付が配備されていたり、セキュリティが完備されている物件も多くあり、用途に合わせて選択する事で、充実したオフィス環境を手に入れることができます。

 

4. コワーキングスペース

コワーキングスペースの「コワーキング」とは英語で“CO-Working”と書き、米国発祥の新しいワークスタイルのことです。
2005年頃に発祥し、主にスモールビジネスを展開するフリーランスやベンチャー企業が、オープンなワークスペースを共同で利用し、各自が自分の仕事を行いながら、自由なコミュニケーションを通じて相互に知識や情報を共有し、協業パートナーを見つけたり、ビジネスの成長に繋げるためのワークスタイルを指します。
日本でも徐々に浸透し、2010年頃には「コワーキングスペース」という名称で、コワーキングという共通のワークスタイルを持つ人同士が利用するワークスペースも誕生しています。 

一般的なコワーキングスペースではオープンスペースとプライベートスペースが混在しており、利用するビジネスパーソンのコミュニティ形成に役立つ環境を整えています。 

コワーキングは、オフィス環境を共有することで新しいビジネスコミュニティを形成することの相乗効果を目指す取り組みであるため、コワーキングスペースでは、セミナーや勉強会といったイベントも多く開催されます。これらのイベントを通じた情報やアイデアの交換により、自らのビジネスにこれまでにない刺激を取り入れたり、業種に縛られない人脈を形成したり、他の利用者との間で協業が生まれたりします。

 

SENQのオープンイノベーション

京橋、青山、霞が関にそれぞれコンセプトが異なるコワーキングスペースを提供している「SENQ(センク)」では、会員のオープンイノベーションの実現を推進しています。

オープンイノベーションとは、インベーションを社内資源(リソース)だけで完結させるのではなく、社外のあらゆる資源やアイディアを積極的に取入れることで、今まで無い新しい技術、製品、サービス、ビジネスに対する捉え方、切り口等に革新を起こすことで、経営スピードの迅速化や、自社のビジネスの高い成長を目指すものです。
日本企業は、旧来、閉鎖的な環境で行うクローズドイノベーションによって成長してきましたが、現代ビジネスではオープンイノベーションの重要性が説かれています。

SENQは、多彩なスキルを持つビジネスパーソンが利用しており、さらにはメンターや協業パートナーが会員のビジネスをサポートしています。ぜひ、一度SENQをご利用ください。 

 

※¹出典:「サテライトオフィス」設置に係る 民間企業等のニーズ調査 (分析概要) (総務省)
                http://www.soumu.go.jp/main_content/000484657.pdf#search=%27「サテライトオフィス設置に係る民間企業等のニーズ調査等」%27

 

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