【SENQ六本木マネージャーインタビュー 後編】「CHANGE THE THEORY」を体現する多彩なイベントや頼りがいのあるメンタリングが、SENQ六本木の盛り上がりの源

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CHANGE THE THEORY」をコンセプトに掲げ、これまでの既成概念や常識を覆すような革新的なサービスやプロダクトの創出するスタートアップが集まるコワーキングスペースことSENQ六本木。ここでは、SENQ六本木のマネージャーとして活躍する日本土地建物株式会社の臼井 良輔(うすい りょうすけ)氏に、SENQ六本木の取り組みやイベント、そして今後SENQ六本木でやっていきたいことについて伺いました。

【SENQ六本木マネージャーインタビュー 前編】はこちら

 
-----前編でお話いただいたアーキタイプベンチャーズ社のメンタリング「オフィスアワー」は、SENQの中でも六本木が最初に始めたそうですね。

DSC_0038SENQ六本木マネージャー 臼井

はい。現在はSENQ霞が関、京橋と回り持ちで月1回ずつ開催していますので、六本木としては3カ月に1回ということになりますね。

オフィスアワー開始当初は、「ビジネスの先輩が相談に乗ってくれますよ」と言っても、入居者様もなかなか手を挙げづらい部分があって、日常のコミュニケーションの中で私たちが「こういう悩みを抱えているのでは」と感じた入居者様にお声掛けをしたりしていました。

SENQでは、パートナーのメンタリングもご利用いただけますが、ご利用の機会を増やせるよう、入居者様にどうメンターを活用したらいいか知っていただいて、適切にメンタリングをしていただける環境を作っているところです。まずは軽い気持ちでもいいので、ぜひ参加して、ざっくばらんにお話ししていただくと良い形で活用できるかと思います。

-----イベントも活発に行われているようですね。

臼井:はい。名刺交換しながら皆で情報共有するただの交流会ではなく、「CHANGE THE THEORY」のコンセプトに沿うイベントを開催しています。入居者様が主催するものだと「こういったイベントが多い」という傾向もなく、さまざまなテーマのイベントがありますね。SENQが主催するイベントは、入居者様やスタートアップ企業に興味を持ってもらいやすく、参加しやすいものを意識して企画しています。

SENQはビジネスのつながりを生む場ですので、基本的にはクローズドではない、外部の方も参加できるイベントばかりです。

-----入居者懇親会を全拠点で行っているそうですが、六本木の様子はいかがですか。

臼井:非常に盛り上がります!アルコールも入るので、いい意味で企業同士のお付き合いというよりはサークルのような、部活のような活気がありますね。ワイワイと。

お部屋が隣同士の入居者さんでも、普段は顔を合わせる機会があまりないので、「いつもうるさくてご迷惑かけてないですか?」みたいな話をする場にもなっています。ここから新しいビジネスにつながるというのが理想ではありますが、その前の段階としても非常に重要なイベントだと思っています。

-----特に印象に残っているイベントはありますか。

臼井:入居者様はスタートアップのネクストステージにいる方たちが多いので、資金調達系のイベントはとても反響がありました。今、比較的出資を受けやすい傾向はあるようですが、それでも、コワーキングスペースでスモールスタートした経営者にとって、次のステップのための資金をどう調達するかは重大事なのだなと改めて感じましたね。

採用関連のイベントも関心が高いです。ある企業の人事担当者様を集めたイベントも大変盛り上がりました。

-----SENQ六本木で今後やっていきたいことについて、教えてください。

DSC_0025

臼井:人と人がつなげるマッチングも進めていきますが、意図的にというよりもタイミングの要素も大きいので、もう少し簡単にきっかけを作れるコミュニケーションツールも考えたいですね。例えば、エレベーターホールにデジタルサイネージを設置して入居者一覧を表示し、事業紹介も流すことで、エレベーターの待ち時間が「こんな会社が入居しているのか」と知るきっかけになるとか。さらにタッチしてもらうとメッセージが出て、QRコードなどのコンタクト方法が表示されて……といったところまで作りたいですね。「直接声をかける」ってかなりハードルが高かったりするので、そこにITを駆使することでSENQ六本木らしさも出ますしね()

私自身も、国内外で「どうやってオープンイノベーションが生まれたか」という例をもっと勉強しなければと思っています。オープンイノベーションのきっかけをどうすれば運営側が作れるものなのか、それをSENQ六本木にも反映して「ちょっとSENQ特別だよね」って言ってもらえるような、より良いコワーキングスペースにしたいですね。

------ありがとうございました。

 
インタビュー:丸田カヨコ)


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