
自分のキャリアを切り拓く方法は? ゲスト:EDAYA 山下彩香さん
2017年9月30日@SENQ青山
SENQ青山で、「グローバルに活躍する女性起業家から学ぶ、キャリアの創り方」と題したイベントが開催されました。
ゲストは、フィリピンにてマイノリティ支援のためにアクセサリーブランドEDAYAを起業し、グローバルに活躍されている女性社会起業家の山下彩香さん。
複雑さが増し、不確定な社会だからこそ求められる、自分の想いとキャリアを両立させる方法が語られました。
スピーチは英語。楽しみながら学ぶ。
今回のイベントは、「グローバルに活躍しよう」というメッセージも込めて、全編にわたって英語で実施されました。
参加者の英語のレベルは様々でしたが、
ひとつでも多くのことを学ぼうと前のめりで参加する姿が目立ちました。
ポイントは、軸を掘り下げること
ゲストの山下さんは、大学院卒業後、フィリピンにてマイノリティ支援のためにアクセサリーブランドEDAYAを起業し、現在に至ります。
山下さんは元々「自分にしかできないこと」にこだわりがあり、将来は第一線で活躍する仕事がしたいと考えていたといいます。
大学院在学中に考えていた進路はどれも自分にしかできないとは思えず、半年間ひたすら自分を見つめ直した結果、マイノリティの個人をエンパワーして「ありのままの自分を発信していける社会にしたい」と考えるようになったのだそう。
この想いをきっかけに、フィリピンでの現地住民の方との偶然の出会いを通じ、起業し現在に至るといいます。
自分の軸を持ち、その思いを掘り下げること、
「自分にしかできないこと」ということで立ち止まらず、そこから一歩踏み込んで、何をしたいのかを考えることが重要だと山下さんは語ります。
五感を研ぎ澄ませる食べる瞑想を実践
山下さんの講演のあとは、「レーズン瞑想」と言われる瞑想を体験。
これは、レーズンをひと粒とり、その表面や匂いや音(!)にじっくりと注意を向けていくというワークショップです。
声を発さず、じっくりと自分の感覚に向き合う時間です。
音が聴こえないはずなのに、レーズンを"聴く"とかすかに水の音がする、という声も聞かれました。
ただの瞑想と異なり、レーズンという対象があることで、意識をしっかりと集中でき、新たな発見や、気付きのあるワークショップとなりました。
大切なのは自分のコアを確認すること
多様化が進む社会で、自分らしいキャリアを築いていく方法とはどのようなものなのでしょうか。
その答えの一つとして、自分のコアをじっくりと掘り下げていく方法を山下さんに紹介して頂きました。
自分が大切にしている価値観は何かを言葉にし、そこからさらに、それはなぜかと問いかけていく。
それを繰り返すことで、より強い想い、よりはっきりした軸が見えてくるはずだということを学びました。
そして日々に忙殺されたときは、食べる瞑想を。
自分の五感の感覚を取り戻すことは、自分らしさを取り戻すことにつながるかもしれません。
❖ ご登壇企業 ❖
EDAYA : http://edaya-arts.com/
❖ 主催 ❖
株式会社MANABICIA : http://www.manabicia.com/
株式会社ニーズアーチ : http://www.needsarch.com/
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