東京・京橋のコワーキングスペース【SENQ京橋】の特徴・設備をご紹介
「仕事をする場所」としてだけでなく、多様な業界から知見を持った先駆者が集まり、新たな価値を生み出すための出会いの場でもあるコワーキングスペース・シェアオフィスのSENQ。拠点ごとに設定したテーマのもとで、企業の垣根を越えてボーダーレスにアイデアや課題をシェアできる場所であり、そこに惹かれた多くの人々にお集まりいただいています。
今回はその中から、「FOOD INNOVATION」をテーマに掲げるコワーキングスペース・シェアオフィスである、SENQ京橋の設備・サービスをご紹介します。
歴史ある食のビジネス街「京橋」と、そのランドマーク「京橋エドグラン」
京橋は、丸の内・大手町・有楽町・八重洲・日本橋とともに日本最大のビジネス街を構成する街。飲食料品の関連企業や老舗料理店が多く、日本全国とつながる食の都でもあります。
京橋駅に直結する複合施設が「歴史と未来の交差点」こと「京橋エドグラン」です。歴史的建築物棟「明治屋京橋ビル」と、再開発棟の2棟で構成されており、約31mの開放的なガレリア空間(貫通道路)を街の人々が行き交っています。
「SENQ京橋」があるのも、この京橋エドグランの再開発棟です。
「食」の先駆者が集うSENQ京橋
SENQ京橋は、食の都・京橋で「FOOD INOVATION」をテーマに掲げ、食に関連するさまざまな企業が集まるコワーキングスペース・シェアオフィスです。
コワーキングスペースとしては希少なシェアキッチンを備え、セキュリティ面に優れた専有スペース(ルーム・ブース)と、2フロア吹き抜けの開放的な共用スペース(コワーキングスペース)で構成され、さまざまなワークスタイルに対応する充実した設備を揃えています。
東京駅から徒歩5分と遠隔地からのアクセスに優れた立地もあって、地方に拠点を置く企業の「東京で活動する際の拠点」としても多くご利用いただいています。
Webで見る!SENQ京橋の設備・サービス
開放感あふれる空間に食へのこだわりが散りばめられた共用スペース(3F)
@エントランス
SENQ京橋は3階・4階の2フロアで、3階はレセプション、コワーキングスペースとブース、4階はルームとシェアキッチンで構成されています。3階エントランス左手のボードには、会員さまの社名が入ったマグネットがズラリと並んでいます。
@レセプション
エントランスのすぐ左手がレセプションです。吹き抜けの窓から光が差し込む明るいカウンターで、レセプショニストがお出迎えします。受付からはコワーキングスペースが見渡せる作りになっているため、お困りの方がいればすぐに気づいて対応いたします。
@レセプション前のご紹介スペース
人通りが多く、目に留まりやすい場所のため、さまざまな情報をご案内しています。中央下にある冊子は、食に関する書籍・雑誌や、スタートアップ向けのビジネス書など、貸出用の書籍が一覧できる書籍リスト。このリストやおすすめ書籍のPOPもレセプショニストが紹介コメントを書き、手作りしています。
@コワーキングスペース(共用スペース)
開放感抜群の吹き抜けが印象的なコワーキングスペース。打ち合わせや作業のスタイルに合わせて選べるさまざまなサイズのテーブル席と、Web会議などに適したWeb会議・電話専用の一人掛けソファ席、大きな窓に面した見晴らしの良いカウンター席、集中したい作業に適した室内向きのカウンター席を備えています。
コワーキングスペースではイベントも開催しています。
※イベント開催時のコワーキングスペース
@Web会議用ボックス席
窓際の席はWeb会議にぴったりの人気スペース。京橋の街を眼下に望めるため、冬には「クリスマスイルミネーションを眺めながら仕事」なんていうのも、この場所ならではの働き方ではないでしょうか。
@ダイニングテーブル
営業時間中いつでも使える食事専用テーブル。11時~14時のランチタイムはコワーキングスペースのどこでも食事してOKですが、それ以外の時間の食事はここで、と決められています。「食」をテーマにしている施設だからこそ、食べる時間やスペースもきちんと考えられています。
@カフェエリア
「食」のSENQ京橋だけあって、共用の冷蔵庫は当然、業務用サイズ。メンターから送られてきた新鮮な野菜や、会員さまからお裾分けいただいた食品が保存されていて、「ご自由にどうぞ」ということも多いです。食通の間で人気の高級トースターなど、キッチン家電にもこだわっています。
@フォンブース
2つ並んだドアの向こうは、電話やWeb会議用のフォンブース。共用スペースの環境に配慮するとともに、プライバシーを守るための設備です。
@ロッカールーム
コワーキング会員さま、ブース会員さま用のロッカースペース。登記利用などで住所登録している会員さまの専用ポストもあり、不在時はレセプショニストが郵便物を取り次ぎます。
高い天井と窓から差し込む光、開放感あふれるブース(3F)
@ブース
半個室のブース。広いスペースを11室に区切る形で構成されていますが、ブースごとに専用の照明を備え、エアコンも3エリアに分けて調節できます。こちらのスペースの利用はブース会員さまのみに限定。「ゲスト対応はコワーキングスペースで」と決められているなど、セキュリティ面も配慮しています。
ブースの一例。机と椅子が備えつけられているため、入居後すぐにご利用いただけます。写真のブースは、窓と壁に向かってL字のデスクが造りつけられ、背面にはキャビネットというレイアウトになっていますが、壁側のデスクのみの少人数用ブースもあります。
フレキシブルなシェアキッチンとオフィスらしいルームが共存する(4F)
@カフェエリア
3階のカフェエリアとは別に、4階にも電子レンジやポットなどを自由に使える共用エリアがあり、3階へ下りずに飲み物などをご利用いただけます。壁には毎月のイベントスケジュールを共有するボードが備えられています。
@シェアキッチン
SENQ京橋最大の特長であるシェアキッチン。都内でもシェアキッチンが併設されているコワーキングスペースは希少です。
調理した商品をその場で試食しながら商談する、レシピ開発をする、食材やメニューの写真撮影といったことが、オフィスと同じ場所でできるため、このキッチンを目当てに会員になる方もいらっしゃいます。アイランド型のキッチンで撮影やレシピ開発などにも使いやすく、フライパンや鍋などの調理器具も充実しています。
背面には、大容量の冷蔵庫と天井まである造りつけの食器棚があり、低温調理器などのキッチン家電と食器類などが収められています。
傍らのテーブル席で試飲会や試食会を行えるだけでなく、ここで調理した料理を3階のコワーキングスペースへワゴンで運ぶことも可能で、調理の様子を撮影して3階のスクリーンへ生中継するといった料理番組のようなデモンストレーションもできます。
会員さま同士の交流イベントでもこのキッチンは大活躍。これまでにチョコレートフォンデュや流しそうめん、たこやきパーティーなどの交流企画が行われています。
@ルーム
4階には、完全個室の「ルーム」が7室あります。写真のルームは、一面の窓から吹き抜けスペースや屋外の様子が望める、開放感抜群で人気の一室。落ち着いた内装にもオフィスらしさが感じられます。
@エントランス(4F)
一枚板の立派なボードが印象的な4階エントランス。コワーキングスペースでありながら、ルーム会員は、3階の共用スペースを経由しなくても、ここから直接ルームに入室したり、ゲストを迎え入れることが可能です。
SENQ京橋にはどんな企業が入居している?
SENQ京橋は、午前中は比較的静かですが、午後からは会員さまに加えて、お打ち合わせでゲストがいらっしゃることなどもあり利用者が増えてきます。それも、20時頃にはすっかり落ち着いていることが多いです。
SENQ京橋に入居されていた会員さまのインタビュー記事をご紹介します。
飲食店にデータ活用を!気鋭のリテールテック企業も
飲食店で、利用客が自分のスマートフォンを使ってテーブルオーダーや決済を行える、クラウドPOSシステム「ZEROレジ」を展開するXERO株式会社。飲食店をテクノロジーで支える存在です。
飲食店の大きな課題である「システムの分断」。テクノロジーでまとめ、あらゆる店にデータ活用の道を開きたい
食の街・京橋ならではの「食と農」のコラボレーション
人工光による植物工場事業を共同で推し進める、ハウス食品グループ本社株式会社と株式会社ファームシップ。SENQならでは、京橋ならではの協業と共創を実現させました。
共同研究を重ね、時間をかけてお互いを知り合った上での資本提携だったからこそ、期待はあれど不安はなかった
また、食をきっかけとした交流の機会などもあったようです。
「食品を取り扱う会員さまが、賞味期限が近くなったお菓子をまとめて寄贈してくださいました。いらっしゃる方々に声をかけ、その会員さまの紹介をしながらお配りしたこともありました。フードロスを削減しつつ、会員さまのPRのきっかけにもなり、『甘いもので仕事中のリフレッシュになった』というお声もいただけて、うれしかったです。
他にも、オフィスを移転される会員さまから、廃棄予定だった備品のホワイトボードや空気清浄機を寄贈いただきまして、シェアキッチンで活用しています。日頃のコミュニケーションの積み重ねでこうした時にお声をかけていただける関係になっていたからこそ、まだ使えるものを廃棄することなく再利用でき、会員のみなさまにも役立てていただけました」(SENQ京橋レセプション:小山さん)
SENQ京橋は「食のイノベーションを支える場所」
「食」のテーマに通じ、業界も世代も幅広い会員それぞれに寄り添うコミュニケーションを大切にしているSENQ京橋。
SENQ京橋のレセプションからこんなコメントをもらいました。
「落ち着いた雰囲気と開放感抜群のワークスペースがある同じ場所で、シェアキッチンを使った試作・試食やランチミーティングもできるのは、ここSENQ京橋にしかない特徴です。ぜひ一度ご覧になってみてください」(SENQ京橋レセプション:小山さん)
食の街・京橋を駆け回るための、そして帰れる場所としてのホームがほしくなった方は、ぜひ内覧予約を。
(ライター:丸田カヨコ)