フリーランスと会社員を比較してみた

 2020.01.27  丸田カヨコ

会社員は安定している、フリーランスは自由だ、とよく耳にしますが、具体的にはどのような点が「安定」や「自由」という評価につながっているのでしょうか?

今回は、フリーランスと会社員それぞれのメリットと、会社員からフリーランスになるにあたって知っておきたい情報について紹介します。

会社員のメリットとは?

安定した収入が得られる

フリーランスの収入は良くも悪くも働いた分に応じて。一方、賞与や昇給で差がつくことはありますが、一定の給与が約束されているというのは、会社員の大きなメリットです。

信用度が高い

会社に所属していること、一定の収入があることは、社会的に信用度が高くなります。さらに、会社の規模や業界での評価なども、そこで働く社員の信用につながります。

労働時間、休日が規則で決められている

「定時以外」「会社が休日と定めている日」は、原則は労働・出勤してはいけません。会社都合で労働・出勤させる場合は、超過手当や休日手当が発生します。

教育制度や福利厚生などを活用できる

会社が定める教育制度を活用すれば、業務時間内に研修を受けたり、資格取得の勉強をしたりすることができます。福利厚生を活用すれば、スポーツ施設や宿泊施設などを割安に利用することもできます。こうした制度が充実している会社であれば、そのメリットは大きいでしょう。

病気や怪我をしてもいきなり収入が途絶えない

フリーランスの場合、病気や怪我などで業務に就けない時の保障は、貯金や任意加入の保険など自分で用意しなければなりません。一方、会社員の場合は有給休暇を利用したり、傷病手当金を申請したりすることで、いきなり収入が途絶えることなく、療養することができます。

担当外の仕事を他の社員に任せられる

会社の規模にもよりますが、事務職・営業職・技術職など職種が分かれている場合、基本的に担当外の仕事は他の社員に任せて、自らの仕事に集中することができます。フリーランスの場合は、営業も、実働も、事務もすべて自分でこなすか、もしくは外注しなければなりません。

フリーランスのメリットとは?

ダイレクトに収入アップできる

月給制や年俸制が一般的な会社員と違って、フリーランスは売り上げアップがダイレクトに収入アップにつながります。営業に注力して受注数や受注単価を上げれば、それも自分が手にする額に跳ね返ってきます。

職場環境や労働時間を自分の裁量で決められる

会社員の場合、勤務場所や労働時間は基本的に会社が定めた通りに従うことになります。働き方改革が進みつつあるとはいえ、まだまだ「満員電車に揺られて始業時間にはへとへと」、「仕事は片付いたけれど、定時までは会社を出られない」ということも珍しくありません。

一方、フリーランスは働く場所も時間も、自分の裁量で決められます。「郊外でリフレッシュしながらリモートワーク」、「子育てや家事をしながら合間の時間に就業」といった柔軟な働き方も自由自在です。

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仕事や人間関係を自分で選ぶことができる

会社員の場合、与えられた仕事や配属は断れないことも珍しくありません。また、業務を円滑に進めるためには、気の進まない人間関係に耐えなければならないこともあるでしょう。フリーランスの場合、自分に不向きな仕事は断ることができ、その仕事が得意な他のフリーランスを紹介することもできます。自分を介して外注すれば、双方に喜ばれることにもつながります。もちろん、気の進まない人間関係には自分から距離を置くことも自由です。

会社員からフリーランスへ!会社を辞める前・辞めた後すぐにやるべきこと

【辞める前】副業で手ごたえを確かめ、実績を作っておく

会社を辞め、個人事業主として新たに信用を獲得していくことは簡単ではありません。もし副業OKの会社であれば、まずは副業として独立を目指す仕事を請け始めましょう。仕事としてやっていけるかどうかの手ごたえを確かめるとともに、独立した際に示す実績も作ることができます。

【辞めた後すぐ】開業届・再就職手当・年金・健康保険・青色申告などの手続きを済ませる

フリーランスとして業務を行うには、税務署に「個人事業の開業届」を提出する必要があります。退職後すぐ受注の予定がある人などは、早めに提出しておきましょう。逆に、退職から開業までしばらく時間があいた人は、個人事業主として開業する際も雇用保険の「。需給要件に適用している場合、手当がもらえますので、条件や必要な手続きなどをチェックしておきましょう。

また、会社で加入していた厚生年金を国民年金に切り替える手続きも必要です。健康保険も国民健康保険に切り替えます。ここで検討したいのが、会社で加入していた健康保険の任意継続。退職日から20日以内に健康保険組合に申請を行えば、退職後も2年間まで任意で健康保険の継続加入ができるのです。在籍時に会社が負担していた保険料も自分で払うことになりますが、それでも国民健康保険より保険料が手ごろになることもあるので、ぜひ調べてみましょう。

税金の面では、開業から2カ月以内に「青色申告承認申請書」を提出することも検討しておきましょう。「青色申告」については、詳しくは「フリーランスにまつわる税金の基本【前編】」を参考にしてください。

会社員は面倒だ、フリーランスは自由だと言われがちですが、会社員でも「苦手な仕事に煩わされず自分の得意な仕事に集中できる」のであればいい環境といえますし、フリーランスも「苦手なことでも何でも自分自身でやるか外注しなければならない」と考えれば面倒なところもあります。

自分の適性も踏まえながら、どちらが向いているかじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

(ライター:丸田カヨコ


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