コワーキングスペースとは?利用の実態と効果的な活用方法

 2019.01.24  小国 幸司

皆さんは“コワーキングスペース”を利用したことがありますか?日本には相当数のフリーランスやベンチャーが存在しますたが、まだ利用したことが無いという人の方が多いかと思います。大体のフリーランスは自宅や喫茶店などで仕事をする、いわゆるクラウドワーカーやノマドワーカーといったワークスタイルを持っています。

そうした方々に本稿を通じて言いたいことは“コワーキングスペースって素晴らしい”ということです。上手く活用すれば新しいビジネスを生み出すチャンスになりますし、自身のスキルアップやキャリアアップのための場として利用することもできます

今回は、コワーキングスペースを利用することのメリットとデメリットを説明し、効果的な活用方法についてご紹介します。

コワーキングスペースのメリット

それではコワーキングスペースのメリットから説明します。

低コストで利用できる

一般的にオフィスを構える場合、マンションの一室を借りるとなると賃料・共益費・インターネット環境・高熱費などがかかり、毎月10万円以上のコストが発生します。さらデスクや椅子、プリンタといった事務設備を購入することを考慮すると、初期費用としても多くのコストがかかります。

一方コワーキングスペースを利用すると、デスクや椅子は揃っていますし共益費などを支払う必要はありません。必要なのはプランに応じた料金であり、独自にオフィスを構えるよりも低コストで利用可能です。

利用プランが選べる

多くのコワーキングスペースは入居者(会員)として月単位で利用するか、ドロップインという1日単位で利用するかワークスタイルによってプランを選択できます。ワーカーの中には稼働日のすべてをコワーキングスペースにて仕事をするという方もいれば、ときどきしか利用しない方もいます。

なのでフリーランスもベンチャーもスタートアップも、副業をしている方も誰もが目的に応じた利用方法ができます。

会議場所としても使える

オフィスで打合せをするスペースがないために、カフェやファミレスを利用して会議を行うという方も多いでしょう。ただし社外秘の話をすることも多いので、そうしたスペースで会議がなかなか進まないこともあります。席が確保できずに、移動時間を浪費してしまうといった問題もあるでしょう。

コワーキングスペースの中には会議専用の個室を用意しているところも多く、クライアントと集中して会議を行うことも可能です。

電源やWi-Fiなどのインフラが整っている

最近ではカフェでも電源やWi-Fiを整えている場所が増えましたが、すでに先客がいてその人が使い終えるまで使用できないということも多々あります。そうなると仕事に影響を及ぼしますし、フラストレーションがた溜まる原因にもなります。

コワーキングスペースでは席数分の電源が用意されており、Wi-Fi環境も快適に整えられています。

新しいコミュニティを形成できる

コワーキングスペースを利用している方の中には、新しいコミュニティを形成するための利用しているという方もいます。一つのワークスペースを複数の人や団体が共有していますので、ワーカー同士のコミュニティは自然と形成されていきます。

特にコワーキングスペースはシェアオフィスと比べてコミュニティ育成を重視している傾向があるため、新しいコミュニティを形成したいという方は積極的に利用すべきワークスペースです。

イベントやセミナーに参加できる

多くのコワーキングスペースではワークショップや勉強会などのイベントや、専門家によるセミナーが開催されています。そのためスペースを利用している方は普段は身に付けられないようなスキルを学んだり、色々な刺激を受けることで自分のビジネススタイルに良い影響を与えていくことができます。

専門家の支援を得られる

当社日本土地建物が提供するコワーキングスペースの“SENQ”には、ビジネスの助言者として多くのメンターと提携しています。有名企業から新進気鋭のベンチャー企業、公共団体まで約40名のメンターがあなたのビジネスを支援します。

協業パートナーと仕事ができる

同じくSENQでは協業パートナーとして25社以上と提携しています。そのため独立したてのフリーランスやベンチャーでも、有名企業と仕事ができるチャンスがあります。

コワーキングスペースのデメリット

コワーキングスペースを利用するとメリットばかりではありません。デメリットもすべて理解した上で、利用を検討することが大切です。

周囲の会話が聞こえる

企業オフィス内でも周囲の会話が聞こえてくることには違いないのですが、コワーキングスペースの場合それが自分のビジネスとは関係なかったり、プライベートの会話が聞こえてくることもあります。そのため周囲の音が気になると仕事ができないという方にはおすすめできません。

ただしカフェに行っても音楽や会話などの雑音はありますし、無音の空間は存在しません。多少の雑音があった方が仕事に集中できるという方にとって、コワーキングスペースは最適な職場環境になるでしょう。

作業スペースが狭いところもある

作業スペースが広いか狭いかは利用するコワーキングスペースによります。パソコン1台分しか置けないところもあれば、図書館のように広い机が備えられていて混雑時でなければ作業スペースを広く使えるところもあります。

こればかりは実際にコワーキングスペースを利用してみるか、内覧してみないと分からないことなので積極的に足を運んでみましょう。

必ずしもビジネスが生まれるわけではない

「コワーキングスペースでワーカー同士が意気投合して、新しいプロジェクトが発足し世界に羽ばたいた…」といったサクセスストーリを耳にすることがありますが、必ずしもそうしたビジネスが生まれるわけではありません。

大切なのはどのコワーキングスペースを選択し、その中でどんなコミュニティを形成し、自分自身のビジネスの成長について考えるかということです。そうすれば世界に羽ばたくようなプロジェクトが生まれることもあります。

コワーキングスペースの活用方法

初めてコワーキングスペースを利用する方におすすめするのは、いきなり稼働日のすべてをコワーキングスペースで過ごすのではなく、最初は1週間~2週間に1回や少ない頻度で利用することです。できれば異なるコワーキングスペースを利用してみて、自分の肌に合っていると感じたスペースを絞っていきましょう。

その後は徐々に利用頻度を増やしていき、ときにはクライアントとの会議場所としても利用してみてください。今までカフェやファミレスを会議場所として使用していたのなら、コワーキングスペースで会議を行うことで以下に集中してビジネスを進められるかが実感できます。

この他にはコワーキングスペース特有のサービスに着目してみてください。たとえば前述したように、SENQではメンターや競合パートナーとの提携によって皆様のビジネスを支援しています。こうしたサービスに着目し、今後どういったビジネスを展開したいかを考えることで、コワーキングスペースは単なる仕事場所ではなくなります。

まずは本稿でご紹介したメリットとデメリットを踏まえてコワーキングスペースの利用価値を見極め、価値があると判断したのなら積極的に自分に合ったスペースを見つけていきましょう。

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